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琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
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『古事記』についての考察 ~ 完結編 ~【 筑 】

 【 これまでのあらすじ 】

 『牛頭天王』=『天之日矛』
       =『都怒我阿羅斯等 (阿羅氏)』
       =『于斯岐阿利叱智干岐 (宇氏)』

『須佐之男』と『天之日矛』は、いずれも、
『歴代』の『牛頭天王』であった。

 『牛頭天王』=『天之日矛』
       =『感神』
       =『韓神』
       =『大年』の『子』
       =『国主』の『子』


『牛頭天王』には、

 『王の息子』=『王子』
 『娘』を娶りに、出かける。
 『角 (つの)』があった。

などの、『伝承』が、
残されている。


『古事記』によると、
『天之日矛』の経路は、

  『朝鮮半島』
 ⇒『但馬国 (兵庫)』

となる。


そして、『日本書紀』によると、
『天日槍 (天之日矛)』の経路は、

  『朝鮮半島』
 ⇒『宇治川 (京都)』
 ⇒『但馬国 (兵庫)』

となる。

さらに、『八坂神社』によると、
『牛頭天王』の経路は、

  『天竺』の北の『国』
 ⇒『播磨国 (兵庫)』
 ⇒『東山 (京都)』

となる。


また、『牛頭天王』の、
『総本宮』は、

 『広峯神社 (兵庫)』
 『八坂神社 (京都)』

となる。


すると、

  『天竺』の北の『国』
 =『朝鮮半島』

と、いう事に、
なる・・・のだろうか?


ここで、『摂津国風土記』を、
見てみよう。

『摂津国風土記 (逸文)』によると、

 『新羅 (朝鮮半島)』の『女神』が、
 夫から逃れて、
 『筑紫国』に住んでいた。
 しかし、『新羅』から遠くないため、
 夫がやって来ると予想されるので、
 『摂津国』に移った。

というような伝承が、
残されている。

おそらく、

 『女神』=『阿加流比売』

だろう。


ならば、今度は、
『筑前国風土記』を、
見てみよう。

『筑前国風土記 (逸文)』によると、

 『五十迹手 (いとて)』は、
 『日桙 (天之日矛)』の末裔と、
 名乗った。

というような伝承が、
残されている。

また、『須佐之男』の子に、

 『五十猛』

が、いる。
さらに、この考察シリーズでは、

 『須氏』⇒『鈴』

と、している。

そして、おそらく、

  『五十猛』の『五十 (ごじゅう)』
 =『五十迹手』の『五十 (ごじゅう)』
 =『五十鈴』の『五十 (ごじゅう)
 =『牛頭天王』の『牛頭 (ごず)』

だろう。


以上の事から、

 『天之日矛』と『筑紫国』

は、縁があると、
考えられる。


さて、この考察シリーズでは、
『天之日矛』は、

 『天之日矛』=『都怒我阿羅斯等 (阿羅氏)』
       =『于斯岐阿利叱智干岐 (宇氏)』

と、している。

ならば、

 『天之日矛』の『天』

は、何を表しているのだろうか?

いくつか、考えられるところだが、
たとえば・・・。

 『父方の一族』=『阿羅氏 (和名)』
        =『宇氏 (韓名)』

 『母方の一族』=『天氏 (韓名)』

などが、考えられる。

しかし、『天之日矛』が、
『朝鮮半島』の人物であったのならば、
他の可能性が、出てくる。
それは、

 『天神』を祀る『天君』

である。

いずれにせよ、
『天之日矛』は、
『天』と、関係があったと、
考えられる。


次に、『筑紫国』。
『筑紫国』は、

 『筑紫国』=『竺紫国』

と、表記される事がある。
そして、おそらく、

 『筑紫国』=『竺紫国』
      =『竺紫』+『国』
      =『竺氏』の『国』

だろう。

また、『竺』なのだが、
『インド』から、
『中国』に渡来した、
『仏教の僧侶』が、
『姓』とする事が多かった。

そして、

 『筑紫』
 『筑』
 『竺』
 『竹』
 『知久』

は、今なお、残る、
『氏』となる。

これらの『一族』の、
『日本列島』における『祖』は、
『インド』出身の、
『僧侶』だったのかもしれない。

しかし、

 『竹 (ちく)』と『田家』『多家』

の関係は、不明である。


さて、

 『天之日矛』と『筑紫国』

すなわち、

 『天之日矛』の『天』
 (あるいは、『天草諸島』の『天』)
 『竺紫国』の『竺』

から、連想されるのは、

 『天竺』

となる。


そして、おそらく、

  『天竺 (筑紫)』の北の『国』
 =『朝鮮半島』

となる。


 【 まとめ 】

 【 これまでのあらすじ 】

 『日向』=『狗奴国 (このくに)』
     =『許 (こ)』の『国』
     =『許氏』の『国』

 『奴国』=『奴 (な)』の『国』
     =『那 (な)』の『国』
     =『那国』
     ⇒『那賀国』
     =『中国 (なかつくに)』


すると、

 『日向』=『狗奴国 (こなくに)』
     =『狗』+『奴』+『国』
     =『許』+『那』+『国』
     =『許氏』と『那賀』の『国』

という図式が、見えてくる・・・が?
『日向の一族』は、

 『奈良盆地』

において、

 『那賀須泥毘古』

と、争ったという伝承が、
残されている。

『魏志倭人伝』の時代の頃、
『古事記』によると、『日向』に、
『許氏』の痕跡として、

 『火之迦具土』=『許氏』

が、あるが、
『那賀』の痕跡は、見つからない。

・・・本当に、そうなのだろうか?


『京都府宇治市』には、

 『許波多 (こはた) 神社』

が、現存する。
そして、『御祭神』は、

 『天忍穂耳 (天忍穂長根)』

となる。

さらに、『天忍穂耳』は、
『日向の一族』となる。

この考察シリーズには、

 『狗奴国』=『許氏』の『国』
 『狗奴国』=『高氏』の『国』

という、2つの『説』で、
『議論』が行われたような、
行われなかったような『歴史』があるが、

 『狗奴国』=『許氏』の『国』

の、『物的証拠』が、
出てきたと言えよう。


そして、問題は、

 『那賀』

である。

詳細は、割愛するが、
『御祭神』の『神名』を、
よ~く、見てみると、
『長』の文字が、
含まれている。

 『長 (なが)』=『那賀 (なが)』

で、あるならば、

 『日向』の『一族』

に、『那賀』が、
関わっていた可能性が、
出てくる。


それだけではない。
詳細は、割愛するが、
『許波多』は、

 『許波多』=『木幡』

と、表記される事もある。
つまり、『日向』には、

 『波多』=『幡』=『秦』

さえも、関わっていた可能性が、
出てくる。

そして、本来、

 『許波多』=『木幡』
      =『木国』の『幡』

なのかもしれない。


それだけではない。
詳細は、割愛するが、
『奈良県』には、

 『神波多神社』

が、現存する。
この考察シリーズでは、

 『神』=『秦』=『波多』

と、している。

これらから、推測できるのは、

 『秦』
 『幡』
 『畠』
 『畑』
 『波多』
 『羽田』

など、『秦 (はた)』に、
縁ある『一族』は、

 『秦 (シン)』

の『一族』だけでなく、

 『許 (コ / ホ)』

の『一族』も、
関与しているという事になる。

つまり、

  『秦』が、中核となる『はた』
 =『神波多』

  『許』が、中核となる『はた』
 =『許波多』

となる。


それだけではない。
詳細は、割愛するが、

 『許波多神社』
 『神波多神社』

に、共通するのは、

 『○頭天王』

となる。
つまり、

  『許波多神社』の『御神像』
 ⇒『馬頭天王』

  『神波多神社』の『御祭神』
 ⇒『須佐之男』
 =『牛頭天王』

となる。


それだけではない。
詳細は、割愛するが、
『許波多神社』の『御神像』は、

 附属の寺で、祀られていたもの。

となる。

 『寺』に縁ある『神社』

というのは、
『牛頭天王』を祀る、

 『感神院』と『祇園社』

と、共通する。


『山城国風土記 (逸文)』には、
『宇治』と、名付けられる前は、

 『許乃国 (このくに)』

と、呼ばれていたとある。

  『天忍穂耳』の『穂』
 =『許氏』の『許』

であり、

 『瑞穂国』=『瑞』+『穂』+『国』
      =『端』+『許』+『国』
      ⇒『許』+『端』+『国』
      =『許端』の『国』
      =『許波多』の『国』

なのかもしれない。
そして、

 『天忍穂耳 (馬頭天王)』

は、『大和』まで到達したが、

 『須佐之男 (牛頭天王)』

に、取って代わられたのかもしれない。


そこに、

 『武力』の衝突

も、あったかもしれないが、
最近の考察を考慮すると、
その本質は、

 『商戦』
 『交易路 (瀬戸内海)』の確保

に、近いものだったと、
考えられる。

by zouchan-land | 2025-08-08 09:15 | 韓国語 (日本古代史など)。 | Comments(0)
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