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琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
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『登美能那賀須泥毘古 (再考)』『登美毘古之妹登美夜毘売』『宇摩志麻遅』についての考察。

 【 これまでのあらすじ 】

『財』を『加』した『○家』が、
『○賀』となった。

『母方の一族として育った男性』⇒『ヒコ』

『毘売 (ビメ)』とは、
『国津神』の父と暮らしていたが、
『日向国』出身の神に嫁いだ女性。


『八十建』を撃破した『伊波礼毘古』は、
『登美能那賀須泥毘古』と、再戦・・・
・・・したのだろうか?


『古事記』には、

 然後将撃登美毘古之時歌曰

とある。

 しかる後、登美毘古 (那賀須泥毘古) を、
 撃とうとした時、歌、曰く、

の後、歌が続く。
そして、いつの間にか、
全てが終わっているのである。

この物語の結末は、文献によって異なる。
この考察シリーズでは、
『古事記』が主題となっているので、
『古事記』のみで、考察してみようと思う。
・・・たとえば、

 『歌』=『謳い文句 (歌い文句)』

だとしたら、どうなるだろうか?

 『謳い (歌い)』=『訴え』

であり、『説得』だったのかもしれない。
そして・・・、

 『撃つ』=『(心を) 打つ』

だとしたら、
『説得』が、成功したのかもしれない。


さて、『登美能』が、
『登美 (地名) の』だとすると、
『那賀須泥毘古』が、『名』となる訳だが、

 『那賀』=『那家』

だろう。
すると、『那賀須泥毘古』の『母方の一族』は、
『那賀 (那家)』という事になる。

そして、『伊波礼毘古』を追って、
降りてきたという『邇芸速日 (ニギハヤヒ)』は、
『登美毘古之妹』を、娶る。
『降りてきた』という事は、『出発点』は、
『高天原 (日向国)』という事になる。
そして、生まれた子は、
『宇摩志麻遅 (ウマシマヂ)』という名になる。
・・・どこかで見たような『名』である。


『別天神』の一柱に、

 『宇摩志阿斯訶備比古遅』
  (ウマシアシカビヒコヂ)

が、いる。
この考察シリーズでは、

 『宇摩志』=『馬氏』

と、している。

・・・と、いう事は、
『那賀須泥毘古』の『父方の一族』は、
『馬氏の一族』なのだろうか?
・・・と、いうと、そうとも言い切れない。


『別天神』の次は、『神世七代』である。
この考察シリーズでは、
『神世七代』の考察の中で、
次のように述べている。

 文献によっては、男女対となっている神々を、
 『兄妹』としている事もあるが、
 これは、『古事記』原文において、『女神』には、
 『妹』という文字がくっついているからだと思われる。
 しかし、ここでの『妹』は、
 『男神』から見ての『妻』や『恋人』を指す。
 韓国の女性は、恋心を抱いている、
 あるいは、好意を持っている年上男性の事を、
 『오빠 (オッパ / お兄ちゃん)』と呼ぶ。
 さらに、時代劇では、
 『어라버니 (オラボニ / 兄上様)』となる。
 『兄弟姉妹』は、血縁関係にあるとは限らない。

つまり、

 『登美毘古之妹登美夜毘売』

は、

 『那賀須泥毘古』の、
 『妻』、あるいは、『恋人』である『登美夜毘売』

という意味である可能性が大きい。


『神武東征』により、『登美夜毘売』は、

 『幸福』と『不幸』

どちらを、手にしたのだろうか?
そして、

 『那賀須泥毘古』と『邇芸速日』

どちらが、より、『いい男』だったのか?

『古事記』という『歴史書』は、
その『答え』を記しては、いない。


何はともあれ、『神武東征』が完了し、
『伊波礼毘古』は、
『畝火之白檮原宮』において、
『初代 神武天皇』と、成ったのである。


 【 まとめ 】

この考察シリーズでは、

 『妹』=『妻』や『恋人』

としている。
しかし、韓国語では、

 『妻』=『아내 / アネ』

となる。

『イザナギ』と『イザナミ』が、
来日した時点では、『恋人』どうしであり、
後に、『夫婦』になったとするならば、
本来は、

 『妹』=『恋人』
 『姉』=『妻 (아내 / アネ)』

を、意味していたのかもしれない。

すると、
『登美夜毘売』と『那賀須泥毘古』は、
『恋人』どうしだったという事になる。
・・・ギリギリ、セーフ?
(個人的感想)


また、『日本書紀』における、
『登美夜毘売 (トミヤビメ)』の表記は、
『鳥見屋媛 (トミヤビメ)』となる。
『屋』が、含まれるのである。

そして、『登美夜毘売』は、
『馬氏 (宇摩志) の一族』となる。


・・・『再考』が必要となる『神々』がいる。

by zouchan-land | 2024-08-22 10:47 | 韓国語 (日本古代史など)。 | Comments(0)
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