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琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
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『鬼』の『色』についての考察。

本来、

 『鬼』=『隠れし者』

であった。
その姿を見る事ができなかったのに、

 『赤鬼』『青鬼』

と、色が着けられたのは、なぜだろうか?


『鬼』といえば、『節分』である。
『節分』では、『5色』の『鬼』となる。
その『5色』とは、

 『赤』『青』『緑』『黄 (白)』『黒』

となる。
この『5色』は、
『仏教』由来の色となる。

『仏教』発祥の地は、『インド』である。
しかし、『節分』発祥の地は、
『中国』となる。
本来、『節分』と『仏教』は、
関係がなかったという事になる。

また、この『5色』の『鬼』の中に、
古代日本には、
存在していなかった『鬼』がいる。

『緑』という言葉が日本で生まれたのは、
早くても、平安末期である。
しかし、日本に浸透した言葉と
なった訳ではない。
現代日本になってからも、『緑信号』は、
『青信号』と呼ばれている。


ならば、『鬼』は『4色』なのだろうか?

結論から言ってしまうと、
本来は『5色』だったが、
のちの世に『4色』となったのだと思う。


『陰陽五行説』の『五行』とは、
『木・火・土・金・水』となる。
これが『方位』に当てはめられると、
中央を『土』として、
以下のようになる。


西      東


これに、色を当てはめてみると、


西      東


となる。
ついでに、五神 (五獣) を当てはめると、

玄武

西 白虎  黄龍 (麒麟)  青龍 東

朱雀

となり、

 『玄』=『黒』
 『朱』=『赤』

となる。

つまり、『鬼』の『色』は、
『見た目の色』ではなく、
『方位・方角』を表しているのだと思う。


この考察シリーズでは、

 『東』=『木 (青)』=『木国』
 『南』=『火 (赤)』=『火国』
 『中』=『土 (黄)』=『邪馬台国 (豊国)』
 『西』=『金 (白)』=『金官伽耶』
 『北』=『水 (黒)』=『出雲国』

と、している。
各国それぞれの『鬼 (隠れし者)』が、

 『青鬼』
 『赤鬼』
 『黄鬼』
 『白鬼』
 『黒鬼』

だったのだと思う。

朝鮮半島から日本列島への
移住・移民が完了した後は、
『金官伽耶』の『白鬼』が、
『邪馬台国 (豊国)』に移り住み、
『黄鬼』と『白鬼』が、
同一視されるようになったのだろう。


『木・火・土・金・水』のうち、
『国名』として、歴史に名を残しているのは、
『火国』と『木国』である。

ゆえに、

 『火国』=『赤鬼』
 『木国』=『青鬼』

の、『2色』の『鬼』が、
伝承として残っているのだと思われる。


 【 まとめ 】

古代人は、『緑色』を表現する時、
『黄色』を塗った後、
『青色』を少しずつ加えていった。

この考察シリーズでは、

 『邪馬台国 (豊国)』=『黄』
 『木国 (紀伊半島)』=『青』

としている。
両国の間にあるのは、『四国』である。

 『四国』=『緑』

だったのかもしれない。
しかし、『中央 (黄)』から見て、

 『東』=『青』

であった古代日本人には、
『四国』も、また、『東』であり、
『緑』も『青』も、
『青』と言うようになったのかもしれない。


そして、

 『鬼 (隠れし者)』とは?

次回は、

 『鬼』と『邪馬台国』

の関係について、考察してみようと思う。

by zouchan-land | 2024-06-25 12:21 | 韓国語 (日本古代史など)。 | Comments(0)
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