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琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
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『木花之佐久夜』についての考察。

 【 前回のあらすじ (イメージ)】

『日向国』の『ニニギ』は、
園芸界のサラブレッドであった。
『ニニギ』は、稲作を学ぶため、
『出雲国』に留学をした。


『ニニギ降臨の地』は、いくつかある。
『ニニギ』が『日向国』の国外に出るたびに、
『天孫 (天照の孫)』の『降臨』となるので、
候補地を線で結ぶと、
当時の『日向国』の境界線が、
ある程度、わかる事になる。


そして、今回の主人公は、
『ニニギ』が娶った『麗美人』である。

その女神は、

 『木花之佐久夜』

と、いう名だった。
日本神話の神々の中で、
最も美しい『神名』だと思う。

さて、この女神なのだが、
主な読み方が、2種類ある。

 『コノハナサクヤ』
 『コノハナノサクヤ』

『之』を、読まない事があるのだ。
日本人の感覚としては、
『7文字』の方が美しく感じる。
しかし、理由はそれだけなのだろうか?

おそらく、これは、いずれも正しい。
と、いうよりも、
いずれの経路も踏破しないと、
真の結末には、到達できない。


 >コノハナサクヤ
『コノハナ』は、

 『木の花』
 『この花 (指示詞)』

2つの意味を併せ持つ。
そして、『サクヤ』は、

 『咲く夜』
 『咲くや (詠嘆)』

こちらも、2つの意味を併せ持つ。
『指示詞』『詠嘆』に対する、
良い例がある。

 難波津に 咲くやこの花 冬ごもり
 今は春べと 咲くやこの花

『難波津の歌』である。
この和歌の『咲くや』は、
『咲くことだなあ』の意味となる。


 >コノハナノサクヤ
『ノ』が2つ入ると、どうなるだろうか?

 『コ』ノ『ハナ』ノ『サクヤ』

となる。

最後の『サクヤ』が、
名前になると思われるが、
『ハナ』も、名前になりそうである。

ここで、以前の考察に出てきた文章を、
再掲載してみる。

 『花 (はな)』という人名は、
 日本では女性名として使われる。

 韓国の女性名でも、
 『ハナ』という名前が使われる。
 もちろん、『ハナ』=『花』ではない。

  『ハナ』=『하나 (ハナ)』=『ひとつ』

 となる。


残る『コ』が、
氏名の最初に来ていると考えると、

 『コ』=『高 (氏)』

となる。


すると、『木花之佐久夜』は、

 『고 하나 サクヤ』=『高・ハナ・佐久夜』

となる。

『和名』である『佐久夜』と、
『和名』っぽい『하나 (ハナ)』、
2つの名を、併せ持っていたのだろう。


 【 おまけ ~ その1。 】
『木花之佐久夜』には、
『木花知流 (コノハナチル)』という姉妹がいる。

『するめ』が『あたりめ』となった様に、
『木花知流』が『木花之佐久夜』に、
なったのかもしれない。

 【 おまけ ~ その2。】
『木花之佐久夜』には、
『木花知流』という姉妹がいる。
『ニニギ』に振られた『石長 (イワナガ)』
という姉妹もいる。
『振られる様子』と『花が散る様子』を掛けて、

 『石長』⇒『木花知流』

と、なったのかもしれない。

 【 おまけ ~ その3。】
『木花之佐久夜』には、
『石長』という姉妹がいる。

  『石長 (イワナガ)』
 ⇒『石長 (イシナガ)』
 ⇒『息長 (イキナガ)』
 ⇒『息長 (オキナガ)』

と、なったら、面白くなりそうだけれども、
資料が少ない神なので、推測の域を出ない。


 【 まとめ 】

『ニニギ』の曾孫 (伊波礼毘古) が、
『東征』し、近畿を支配下に置き、
『初代 神武天皇』となる。
『ヤマト朝廷』の始まりである。


さて、『ヤマト』とは、
いつから存在したのだろうか?


次回は、

 『古事記以前の日本列島』

の謎に、挑戦してみようと思う。

by zouchan-land | 2024-05-18 00:44 | 韓国語 (日本古代史など)。 | Comments(0)
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