人気ブログランキング | 話題のタグを見る

琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
以前の記事

『国譲り』についての考察 ~ 第三幕。

⑥ 『天鳥船 (アメノトリフネ)』と、
  『建御雷 (タケミカヅチ)』が、
  『出雲国』に行った。

まずは、『天鳥船』。
『天』は『天氏 (天津神)』の意味だろう。
残る2文字、
『鳥 (トリ)』と『船 (フネ)』から
連想できる言葉は、
『舵取り (かじとり)』となる。
単純に考えれば、『船長・操舵士』が思い浮かぶ。
しかし、『舵取り』には、
他の意味もある。
それは、

 『目的や方針に合わせて進むように、
  団体・組織などを指導すること。』

である。
こちらの意味も、考えられなくもない。

次に、『建御雷』。
軍隊なしで『出雲国』に行ったとは考えにくく、
さらに、後の行動を考慮すると、
『建御雷』は『武人』であると思われるので、

 『建 (タケ)』=『武 (タケ)』

だろう。

『御 (ミ)』とは、何だろうか?
本来の意味は、
『御者 (御する者)』が意味するように、
『馬をあやつる』の意味であった。
時が経つにつれ、『御』は、
『馬』以外にも使われるようになり、
『御する』とは、
『他人を思い通りに動かす』、
あるいは、『統治する』という意味になった。

すると、『建御雷』は、
『武人たち』を『御する』『雷』となる。
『雷』が『武人たち』を
『統率』していたのだと考えられる。

最後に、『雷 (カヅチ)』なのだが、
これは『勝地さん』だろう。
現代日本にも残る『氏』である。

この名には、もっと深い意味が
隠されていると思うが、
今の段階では、一時保留とする。


⑦ 『大国主』には、
  『言代主 (コトシロヌシ)』と、
  『建御名方 (タケミナカタ)』、
  2柱の子がいた。

まずは、『建御名方』。
『建御名方』も、また、
『武人』と思われる行動を取る。
なので、『建御雷』と同様に考えると、
『武人たち』を『御する』『ナカタ』となる。

次に、『言代主』。
『古事記 ~ 国譲り編』に出てくる『主』は、
『大国主』しかいない。
すると、『言代主』は、
『大国』の『わり』に『う』者となる。

その根拠となる会話がある。

『天鳥船』と『建御雷』に、

 「葦原中国は、天照大御神の御子が
  統治する国との言葉を賜っている。
  汝 (なんじ) の心は、如何に?」

と、問われた『大国主』は、

 「私は答えず。
  我が子、言代主が答える。」

と、返答している。
そして・・・。


⑧ 『言代主』は『大国主』に、
  「天神 (天津神) の御子に、
  『出雲国』を差し上げる。」
  と言った。

これは、
『言代主』は『大国主』(の代わり) に、
「天神 (天津神) の御子に、
『出雲国』を差し上げる。」
と、言ったのだと思う。


李氏朝鮮には、
『承政院 (승정원 / スンジョンウォン)』
という『官庁』があった。
 『王命の伝達と、
  臣下の上奏の報告を王に行う官庁』
となる。
『王の秘書』のような存在であり、
『王の言葉』を、
『伝達』する役割を担っていた。

『承政院』の内訳は、以下のようになる。

 都承旨 ⇒⇒ 吏曹との連絡を担当。
 左承旨 ⇒⇒ 戸曹との連絡を担当。
 右承旨 ⇒⇒ 礼曹との連絡を担当。
 左副承旨 ⇒ 兵曹との連絡を担当。
 右副承旨 ⇒ 刑曹との連絡を担当。
 同副承旨 ⇒ 工曹との連絡を担当。

詳細は、割愛するが、
『○曹』は、他の『官庁名』となる。
そして、『承政院』には、6種類の
『承旨 (승지 / スンジ)』が、いたのだ。

『言代主』は、
『承旨』のような役割だったと思う。

ここで、『建御雷』の話に戻る。
『建御雷』は、
『天照大御神』の『言葉』を、
『大国主』に『伝達』している。
つまり、『承旨』の役割を兼ねている。

『勝地』の『勝』と『地』を、
韓国語にしてみると、

 『勝』=『승 (スン)』
 『地』=『지 (チ)』

となる。
続けて読むと、

 『勝地』=『승지 (スンジ)』

となる。

  『承旨』
 ⇒『승지』
 ⇒『勝地』
 ⇒『雷』

と、なったのではないだろうか?


『李氏朝鮮』の建国は、1392年だが、
『承旨』という言葉は、
『唐』の時代から存在していた。

『唐』の建国は、618年である。
『古事記』の編纂時には、
すでに、存在していた言葉なのだ。


 【 まとめ 】

『ナカタ』とは、何だろうか?

次回は、『ナカタ』の謎に、
挑戦してみようと思う。

by zouchan-land | 2024-05-06 00:17 | 韓国語 (日本古代史など)。 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 過去絵~その140。 『国譲り』についての考察 ~ ... >>


カテゴリ
ブログジャンル
最新の記事
画像一覧
記事ランキング