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琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
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朝鮮半島における『三国』と『三韓』の関係についての考察。

『日本列島』と『朝鮮半島』、
多少のズレがあるものの、
その歴史には、共通点が多い。

今回は、『朝鮮半島』の古代史を、
ざっくりと辿ってみようと思う。


『黄河文明』・『長江文明』の影響地域が広がり、
朝鮮半島にも、文明の幕開けが訪れる。
そして、紀元前2333年、
『檀君朝鮮 (단군조선)』という国が現れる。
存在したという証拠がないという理由から、
伝説・創作だと言われているが、
伝説・創作だという証拠もない。
少なくとも、人々は、この地に暮らしていた。

その後、『衛滿朝鮮 (위만조선)』の時代が訪れる。
日本において、『衛氏朝鮮』と言われている国である。
そして、その時代、朝鮮半島の南部に、
『辰国』が生まれた。

紀元前2世紀頃、『辰国』は、
 『辰韓 (진한 / チナン)』
 『弁韓 (변한 / ピョナン)』
 『馬韓 (마한 / マハン)』
に分かれた。
これらを総称して、『三韓』という。
『三韓』のうち、『弁韓』は、
『伽耶諸国』の母体になったと思われる。

紀元前57年、朝鮮半島南東部にて、
朴赫居世 (박혁거세 / パク・ヒョッコセ) が、
『斯蘆 (사로 / サロ)』を建国した。
建国したというよりは、
『辰韓』から独立したと言う方が正しいかもしれないが、
詳細は、割愛する。
『斯蘆』は、のちに、『辰韓』を併合する。
503年、『斯蘆 (辰韓斯蘆)』は、
『新羅 (신라 / シルラ)』と国号を改める。

紀元前1世紀頃、現在の中国東北部 (満州) 付近には、
『扶余 (부여 / プヨ)』という国があった。
『扶余』の王子として生まれた
『朱蒙 (주몽 / チュモン)』は、
『扶余』の地より南下し、
紀元前37年、『高句麗 (고구려 / コグリョ)』を建国した。
そして、自らを『高氏 (고씨)』と名乗った。

『朱蒙』には、三人の息子がいた。
 長男『瑠璃 (유리 / ユリ)』
 次男『沸流 (비류 / ピリュ)』
 三男『温祚 (온조 / オンジョ)』
の、三人である。
『瑠璃』は『高句麗』の、第2代王となったが、
『沸流』と『温祚』は、朝鮮半島を、さらに南下し、
それぞれの国を建国した。
『温祚』が建国した国が、
後に『百済 (백제 / ペクチェ)』となる。
『沸流』が建国した国は滅び、
『温祚』は『沸流』を迎え入れた。
『百済』は、のちに、『馬韓』を併合する。

そして、『高句麗』『百済』『新羅』の時代を、
『三国時代』という。


以前の考察に出てきた『天之日矛』の子孫に、
『息長帯比売 (おきながたらしひめ)』がいる。
のちに、『ヤマトタケル』の息子である
『第14代 仲哀天皇』の后 (きさき) となり、
『神功皇后 (じんぐうこうごう)』となった人物である。
『神功皇后』は、『三韓征伐』を行い、
『高句麗』『百済』『新羅』を征服したと、
歴史書には残されている。
しかし、『三韓』とは、
 『辰韓』『弁韓』『馬韓』
を、指すのではないかと思う。

『神功皇后』が『三韓征伐』を行った目的は、
『財宝があふれる西方の国』である。
『伽耶 (三韓)』周辺の山地では鉄鉱石が産出されており、
鉄器製造は伽耶の主要産業であった。
つまり、『財宝』とは『鉄』の事ではないかと思うのだ。

また、以前の考察で、
『天之日矛』は『辰韓』から来たと述べた。
『辰韓』の母体は、『辰国』である。

『天氏』の起源は、『辰韓』や『辰国』ではないかと思う。


『青竜 (せいりゅう)』という四神 (四獣) がいる。
四神 (四獣) は、今の中国あたりを中心として、
四方 (東西南北) に割り当てられているのだけども、
『青竜』は東方の四神 (四獣) となる。
そして、『日本列島』は、中国の東に位置する。


『辰韓』『辰国』の『辰』は、
干支のうちの一つとなっているが、
『辰』に当てられた動物は『竜』である。




by zouchan-land | 2024-04-05 12:30 | 韓国語 (古代日本史など)。 | Comments(0)
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