琴棋書画。 |
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前回の考察で、
『インド』⇒『韓国』⇒『日本』 という流れが出てきた。 『韓国』⇒『日本』は、わかるけど、 『インド』⇒『韓国』って? と思った人もいるかもしれないので、 今回は、歴史・神話の考察をしてみる。 (参考資料:ポケット版 韓国時代劇で学ぶ人物大事典など) 朝鮮半島の三国時代 (高句麗・新羅・百済の時代) に、 第4の勢力として、伽耶 (カヤ) があった。 伽耶とは、6つの国と諸勢力からなる連合国家であった。 その中で、金官伽耶 (クムグァンカヤ) の王であった 首露王 (スロワン) が盟主的な立場にあった。 金官伽耶は日本書紀において、 任那 (ミマナ) と記されている。 まずは、首露王・金首露 (キム・スロ) の 略年表を見てもらいたい。 42年 天から亀旨峰に降りた金の卵から生まれた。 九千たちに育てられた。 金官伽耶の王となった。 48年 インドの阿踰陀国 (アユダ・アヨーディヤー) の王女・許黄玉 (ホ・ファンオク) と結婚した。 199年 死去。 157歳という長寿を保った。 以後4代王までが首露王の直系。 卵から生まれたり、 驚異的な長生きなどが現実離れしていることから、 神話・伝説上の人物と考えられている。 以上が、歴史的・神話的なお話。 謎だらけな人物であるのだけども、 今回は、この謎に挑んでみたいと思う。 年表通りならば、生まれた年に王となり、 6歳で結婚し、157歳で死去となる。 まずは、『九千たちに育てられた』に注目してみる。 これは、『九千日間、育てられた』 と言う意味ではないだろうか? 1年を365.25日とすると、 生まれてから9,000日後は、24歳7ヶ月である。 すると、24~25歳で王となり、 30~31歳で結婚した事になる。 次の話に移る前に、伽耶について補足してみる。 伽耶周辺の山地では鉄鉱石が産出されており、 鉄器製造は伽耶の主要産業であった。 丈夫な鉄は、武器として重宝された。 大陸との交易だけでなく、 倭国 (昔の日本) にも鉄を輸出していて、 日本式の『前方後円墳』も発見されている。 また、日本の弥生時代の遺跡からも、 伽耶から輸入された鉄器が出土されている。 古代日本と縁ある国なのだが、 これはまた別のお話。 王女・許黄玉側のエピソードとして、 『黄玉の両親に夢のお告げがあり、 娘を首露王の妻にするように言われた。』 みたいなお話がある。 これは作られたエピソードだと思う。 当時のインドは、小国が興亡していた。 国が滅亡しないためにも、国力 (武力) が必要だった。 阿踰陀国は、金官伽耶から鉄 (鉄器・武器) を輸入していて、 鉄の安定確保のためにも、金官伽耶王の外戚に なりたかったのではないだろうか? そして、娘 (王女) を首露王の妃としたのではないだろうか? (あるいは、輸入の許可を得るため?) そして、最後の大謎である。 語学マニアであるとともに、 動物マニアでもある私にとって、 最も簡単な謎だったかもしれない。 キーとなるワードは、 『亀』に縁があると思われる亀旨峰。 金の『卵から生まれる』。 王妃の故郷は『インド』。 『157歳という長寿』を保った。 もしも、あなたの近くに動物マニアがいたら、 次のように聞いてみよう。 『寿命が150歳ぐらいで、 卵から生まれるインドの亀って何?』 すると、 『ん? あ~。 アルダブラゾウガメかな? インドって言うより、 インド洋のセイシェル諸島が生息地だけど、 インドでも飼育されていると思うよ。 野生下でも飼育下でも、 寿命が150年ぐらいみたいだけど、 ゾウガメって常に冬眠してるみたいな状態で、 ほとんど老化しないから、 老衰で亡くなる事がまず無くて、 病気や怪我で亡くなるのが普通だよ。 あとは、ひっくり返っちゃったあと、 起き上がれなくなっちゃったりとかかな。 無菌環境で、食餌の管理をしたら、 1万年ぐらい長生きするかもしれないね。 人類が観測できるかどうかは別問題だけど (笑)。 長寿記録でギネスブックに載ってるのは・・・。』 と、延々語られるかもしれない。 話を切り上げる手段を用意してから聞く事を推奨する。 ここから先は、いろいろ妄想・・・もとい、 推測できるのだけども、 そのうちの一つを挙げてみる。 亀は、『玄武』という形で 四神 (四獣) の一つとして挙げられる。 亀が神聖な生き物であった前提で、 略年表(仮)を作ってみると、次のようになる。 42年 24~25歳となった金首露が 金官伽耶の王となり、首露王 (人) となった。 同年 天 (天竺?) (インドの阿踰陀国?) から送られた 金家 (金氏) の卵から、かわいい亀が生まれた。 あまりのかわいさに、 その亀を首露王 (亀) とした (祀った)。 政治的な統治は、首露王 (人) が行った。 48年 30~31歳となった首露王 (人) が、 インドの阿踰陀国の王女・許黄玉 (韓国名) と結婚。 不詳 首露王 (人)、死去。 歴代の王 (人) は、 首露王 (人) を名乗った (引き継いだ)。 199年 首露王 (亀)、死去。 157歳という長寿を保った。 以後4代王 (亀) までが首露王 (亀) の直系。 不詳 4代王 (亀) が死去したのを最後に、 金官伽耶王 (亀) の時代は終わりを告げ、 その後、金官伽耶王 (人) のみの統治となった。 古代朝鮮の王族の一部は、元は扶余 (ツングース系民族) から来た。 四神 (四獣) は、今の中国あたりを中心として、 四方 (東西南北) に割り当てられているのだけども、 扶余は中国から見て、北方に位置する。 そして、北方の四神 (四獣) は、玄武 (亀) である。 亀は、かなり重要視されていたと思われる。 (ちなみに、日本は中国から見て東方にあたり、青竜。 小青竜湯という漢方薬が大好きな民族が暮らしている。) また、高麗末期以降に使用された 印章・玉璽 (ぎょくじ) (王様の印鑑) は、亀の形をしていた。 亀を、神・王として祀る慣例があった名残りなのかもしれない。 黄玉が金家に嫁ぎ、黄金時代を築いた。 『黄金』の語源は、ここにあるのかもしれない。
by zouchan-land
| 2023-06-15 22:18
| 韓国語 (語源の考察など)。
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