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琴棋書画。


琴棋書画。 文人の楽しみ。 教養や風雅を身につけた文化人の風流な遊び。 また、そのたしなみ。 琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くこと。
by zouchan-land
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『どんちゃん騒ぎ』の語源についての考察。

某歴史観光暗殺ゲームをやっていたら、
『どんちゃん騒ぎ』なる言葉が出てきた。
日常生活での出番が、あんまりなさそうな言葉。

そこで、素人に産毛が生えたレベルの語学マニアは、
『どんちゃん』って何だろ?
と思ってしまった訳である。

江戸時代の国語辞典『俚言集覧』には、
「どんちゃん ドンは鼓声也、チャンは鐘声也」
とあるみたいだけども…。

ここで、国語辞典を編纂なさった江戸時代の大先生に
反論をしてみる事にした。

疑問①
 江戸時代以前は知らないけども、
 現代日本におきましては、
 どんちゃん騒ぎに、太鼓も鐘も
 使っていません。
 江戸時代以前のどんちゃん騒ぎは、
 太鼓・鐘が用いられるものだったのでしょうか?

疑問②
 もともとは、歌舞伎の太鼓・鐘を用いた演出から、
 江戸時代の頃には意味が広がっていたと
 返答されるかもしれませんが、
 鐘の音色を『ちゃん』は
 あんまりかと思います。
 語源の説も、今となっては、
  太鼓を『ドンドン』
  鐘を『ジャンジャン』
 と鳴らす様より、と表記が異なります。

疑問③
 江戸時代以前は知らないけども、
 現代日本におきましては、
 擬音語、特に楽器の音色については
 カタカナ表記が通常です。
 どうして『ドンチャン騒ぎ』
 と表記されないのでしょうか?

ここで、私なりの代案を提示したいと思います。

まず、『どんちゃん騒ぎ』の意味ではなく、
意味合いを考えてみます。
 『大騒ぎする』
と言う意味は、今も昔も変わらないと思うけど、
どういう時に大騒ぎできるのか?と考えると、
 『皆が気を使わず、多いに楽しめている状態』
なのではないでしょうか?

たとえば、日本史ができて以来
ずっと縦社会である日本では、
上の人と下の人が存在する訳だけども、
基本的には、下の人はハメを外せないのが
『日本の習慣』=『慇懃講』。
例外として、下の人が騒げる様子は、
『無礼講』となる。
しかしながら、たとえ『無礼講』だったとしても、
その限度はあるし、
下の人は、心から楽しめる状況は、
ほぼないのではないだろうか?

つまり言いたいのは、
上下関係が存在しない集まりになって初めて、
現代日本における『どんちゃん騒ぎ』の意味に
近づける、到達できるのではないだろうか?

会社の飲み会、部活の打ち上げなど、
多くの場合、上下関係が存在するが、
上下関係が存在しない集まりはないだろうか?

その代表として、『同窓会』がある。
それを試しに韓国語に訳してみる。
 『同窓会』=『동창회(トン チャン フェ)』
となる。
日本では、同窓会にしかあまり使わなくなった『同窓』と言う言葉は、
韓国では、『同級生』を意味する言葉で、今でも使われている。

つまり、
 『同級生』=『同窓』=『トンチャン』
であり、
 『同級生と騒ぐ様子』=『どんちゃん騒ぎ』
となったのではいだろうか?

ここで、『タ行』について補足すると、
日本語以外の『タ・チ・ツ・テ・ト』は、
『タ・ティ・テュ・テェ・ト』に近くなるが、
『タ』と『ト』は、『ダ』と『ド』が少しだけ入ったような、
わずかに濁った音になる。

『どんちゃん』と言えば、
ウィズオンのユニオンメンバーが集まっての
『どんちゃん騒ぎ』は、楽しかったなぁ~。

by zouchan-land | 2023-05-26 19:41 | 韓国語 (語源の考察など)。 | Comments(0)
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